今日はウォーターヒヤシンスを少し掘り下げて紹介したいと思います。
こんにちは、キダです。
ウォーターヒヤシンスとは川や湖などの淡水に繁殖する水草の一種で日本名で「ホテイアオイ」と呼ばれています。
元々は熱帯アメリカが原産ですが現在は東南アジアや世界の熱帯・亜熱帯地方、
なんと日本では本州の南部でも野生化されているそうです!
驚異的に繁殖力が強い為、タイやインドネシアなどの熱帯で肥料分の多い水域では、
水の流れが滞ってしまうほど繁殖してしまい、水の汚染、漁業や輸送の妨げになるばかりか、
魚などの生態系まで崩してしまう厄介な植物として知られていました。
その為、日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。
タイではこの水草を伐採や処理に膨大な資金を費やしてきましたが、
柔らかく加工がしやすい特性を生かしバスケットや家具に加工をし、
新素材のウォーターヒヤシンス家具を生み出しました。
環境的に良いだけではなく、雇用の幅も広がり、
現在は世界中で知られるアジアン家具として知られ近年注目されている素材です。
ウォーターヒヤシンスの花

ウォーターヒヤシンスの茎を乾燥させます。

束ねます。

編み込んでいきます。
大変手間の掛かる作業ですが...
これからはもっと手間の掛かる作業、商品の編み込みが始まります。
編み方については別の機会に書きますねー^^
それでは本日も皆様にとって素敵な一日になりますように。
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